
「系」です。mirrorになっています。
本作のよい点は
自己言及でmirror軸のかくどにひつぜんせいをもたせている点です。
mirror作品にはmirror軸が有ります。
(今までずっと軸と言っていましたが面と言うべきでしょうか)
とにかく、なんらかのかくどでmirror軸(面)が有るわけですが、
「どうしてソのかくどなのか?」という問いに
みごとな答えをよういしている作品はほとんど有りません。
とくべつな答えをよういできないからこソ、
mirror作品のほとんどは
「とくべつな答えのいらない、すたんだーどなかくど」を軸にすることを
何となく守らされています。
これはmirror軸(面)が0°ですが、0°は基本となるかくどであるため
0°に作品へのりゆうづけが何も無くとも「なぜ 0°なの?」とは
べつだんきかれにくいわけです。
いざとなったら、作品内容とは全くつながりはしないけれど
作る上でのいっぱん論にすり替えて「0°は基本だから」とでも のたまえば
いちおうの かっこうは つくわけです。
0°と同様に 90°も基本となるかくど(要は「よこ」と「たて」)なので
これはmirror軸(面)が90°ですが、ソれについて べつだん せつめいは有りません。
作る側としては逆に、作品にとってよりよい(都合のよい)かくどであれば
ソれこソがmirror軸がソのかくどであるりゆうになるわけですが、
ソれがだまって許されるのは、
たて(90°)ヨコ(0°)ときたら「ななめ」も、の45°と135°ぐらいまでで
これや
これはmirror軸が「ななめ」ですが べつだん りゆうは有りません。
これがたてでもヨコでもななめでもない「ちゅうとはんぱ」なかくどになると
いよいよ「なんで?」という問いに答えをよういせねばならなくなります。
これや
これです。パッとみ は、ほとんど「ななめ」と かわりませんが、
よみやすいように すこし かくどをいじっています。
さらに、ソれについて べつだん せつめいもしていません。
これはつまり「このぐらいはいいでしょ!」というやつでしょうか。
いやいや、単にやるべきことをやっていない作品という事でしょうか。
さて、本作は どうなのか というと
本作のmirror軸(面)は「ちゅうとはんぱ」な 100°です。
僕は僕なので「なぜ100°なのか?」に 答えない気で答えないぐらい
へでもないのですが、でも本作は たまたま こじつけをおもいついたらしく
自ら「100m(百m)」と100°のmirror作品である、と しめしています。
これが本作のよい点です。ひゃー、よかったね。
posted by kawahar at 23:56|
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